消防士の転職方法 まとめ【試験、年収、資格を解説】

消防士の仕事は、火を消すことが主な仕事です。

「消防士の仕事に憧れています。」

「今の仕事をこのまま続けていくのも不安だ。」

そんな疑問をお持ちの方がいると思います。

今回はそんな疑問に答えていきたいと思います。

この記事を読めば消防士への転職方法について詳しく知ることができます。

私自身も実際に消防士へ転職してきた人物も知っているので実例を出しながら紹介していきます。

今回は消防士への転職方法、消防士になる際の注意ポイント、消防士の転職情報サイトについて紹介していこうと思います。

私は転職する人を支援することが大好きで転職に関する情報を集めています。

今回は、消防士への転職方法についてまとめました。

この記事の信頼性

プロ野球から消防士になった選手3選

元日本ハム、荒張裕司選手

荒張裕司選手は、日本ハムで七年間在籍していたプロ野球選手です。

そんな、荒張選手はプロ野球引退後に東京消防庁の採用試験を受けて合格して消防士として活躍しています。

約1年間の試験浪人を経て合格しています。

元中日、川崎貴弘選手

川崎貴弘選手は、ピッチャーとして中日に所属していた選手です。

そんな、川崎選手はプロ野球引退後に津市の消防採用試験を受けて合格して消防士となります。

約一年の試験浪人を経て合格しています。

元阪急、斎藤喜

斎藤喜は、内野手として阪急に所属していた選手です。

そんな、斎藤喜選手はプロ野球引退後に消防士の採用試験を受けて合格しています。

江戸川消防署に配属され消防隊から救急隊に配転されました。

斎藤選手は地下鉄サリン事件の際にも出動して活躍しました。

消防士の仕事3選

火を消す

消防士の仕事は、火事が発生したときに火を消すことです。

火災対策を行っていきます。

消防車にホースをつないで、ホースの先にノズルという道具をつけて水を飛ばしたりして火を消していきます。

救助活動

災害などで被害にあった人などの救助の仕事を行います。

災害は、水害や地震など様々な災害があります。

火事や交通事故などさまざまな災害現場に出動し、逃げ遅れた人や怪我をしている人の救出活動を行っていきます。

救急活動

事故や災害などで身体に怪我を負った人を助けます。

場合によっては、血を流して倒れている人の救助などにもつとめなければなりません。

救急隊が出動して人の救助活動を行います。

急病人やけが人が発生した際、要請を受けて現場に急行し、応急処置を行って病院へ搬送します。

消防士の勤務体制

24時間勤務

特例の消防署もありますが基本的には、朝の8時30分から一日後の8時30分までが消防士の勤務時間となります。

一日勤務、非番、週休日のような勤務体制となっています。

三交代制や二交代制などは、消防署によって異なります。

非番の際は基本的には勤務しませんが緊急時には、出動しなければなりません。

勤務がない日は、車両の点検やトレーニングなどを行います。

二交代制は当直と非番、休日の繰り返しです。

一方、三交代制は、例えばある週は月・水・金が24時間の当直勤務で次の日が非番となり、そのあとの２日間が休日となります。

消防士になるためには2選

採用試験

消防士の採用試験は、Ⅰ類の採用試験は年2回実施、Ⅲ類が年1回実施されています。

採用試験は、一次試験は筆記試験です。

高校までに習った英語、国語、数学、社会のようなものが出題される試験となっています。

二次試験は、体力テストと面接です。

一次試験の筆記試験は、小・中・高校で習う一般常識の試験があります。

合格の難易度は高いため合格するために勉強と対策を準備して試験に臨むようにしましょう。

体力テストのために体を鍛えて試験に挑んでいく対策も必要となってきます。

	東京消防庁1類	政令指定都市	政令指定都市以外の市町村
試験日	5月中旬	6月下旬	9月下旬

採用試験に合格するためには？

採用試験に合格するためには、勉強講座で勉強していくことをおすすめします。

おすすめの勉強講座は、以下の通りです。

東京アカデミー

消防士試験合格に向けての勉強講座には、東京アカデミーがあります。

公務員試験対策のための勉強をすることができます。

サポートやフォローを受けることもでき公務員試験対策がバッチリ行われています。

資格の大原

資格の大原では、消防士合格に向けての勉強を行っていくことができます。

勉強方法は、テキストと問題集を使った勉強方法となります。

資格の学校TAC

資格の学校TACでは、消防士合格に向けての勉強講座を受けることができます。

資格取得の専門予備校となっています。

資格

消防士になるために特別必要な資格はありません。

消防士の合格率

約10%程度

消防士の採用試験の合格率は約10%程度となっています。

決して高い合格率ではないので勉強することが必須となります。

採用試験合格に向けて対策をうっていきましょう。

倍率は、都道府県毎に若干異なってきます。

消防士に合格するための勉強時間の目安

一日六時間

消防士試験に合格するためには目安として一日六時間程度勉強すると合格する確率が高まります。

期間は半年～一年ほどで合格範囲に到達することができます。

消防士の試験に合格するために毎日勉強を継続していく覚悟が必要となります。

私が転職をサポートした方は、消防士の勉強を7時間行っていたと言っており合格までに半年程度かかっていました。

消防士に合格してから

消防学校

消防学校で数ヵ月間訓練を受けた後にそれぞれの部署に配属されることになります。

訓練は、消防訓練から人命救助訓練など様々あります。消防学校で消防士として働くための基礎を学び実際に消防士として働いていく力を身に着けていきます。

消防士の給料

約40万円

消防の給料は、月給で約40万円となっています。

消防士は、地方公務員となるため勤務年数が増えていくとその分給料も増えていくようなシステムとなっています。

年収に換算すると約635万円となっています。

消防士に向いている人5選

体力がある人

消防士は、人命救助や火災の際に体力をたくさん使います。

体力がある人に消防士の仕事は向いています。消防士は、一日勤務で体を動かす仕事です。体力がある人に最適の仕事です。

スポーツ経験がある人

スポーツ経験があると消防士に向いています。

上記の体力があることと共通しますがスポーツ経験があるとより消防士に向きやすくなります。

元々、学生時代に野球部やラグビー部といった人が消防士に転職するケースがあります。上記でプロ野球選手から消防士に転職した人も多く体が資本の職業だと分かります。

上下関係に慣れている人

消防士は上下関係がある職場となっています。

そんな、上下関係でも苦痛でない人に消防士の仕事は向いています。

学生時代の上下間系を経験している人だと勤まりやすいです。

仲間と協力できる人

消防士は、仲間と協力して出勤活動ができる人に向いています。

仲間と一緒に協力して救助にあたったりする仕事であるためです。

連携していく仕事が好きな人に向いている仕事です。

精神的に強い人

消防士は、精神的に強い人に向いています。

消防士は、人命救助の際にもメンタル的につらい場面もあります。

そのような場面に出くわしても大丈夫な精神力を持っていると良いでしょう。

消防士の転職方法

自治体から申し込みを行いましょう

消防士の転職方法として自治体の試験日をチェックして試験の申し込みを行いましょう。

年齢制限もありますが前述の通り元プロ野球選手でも1年間の勉強を行って消防士になった選手も数多くいます。

まずは、地方の消防士試験を受ける手続きを行いましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

消防士は火を消すことが主な仕事だと分かったと思います。

私の感想としては、消防士で働くまで転職活動を行う方法があるということです。